未来をつくるオリーブ
農園主
近藤 佳裕
前職は東京のサラリーマン。農業にもイタリアにも縁も所縁もないなかオリーブ農家になりました。
土地もない、師匠もいない、農機具もない・・・そんな状態からスタートして、日本、イタリアで数えきれないほどたくさんの方に助けていただいてここまできました。
1児の父であり、農家としては「若手」になる自分が未来のために何ができるか、美しい田舎の景色を守る方法を考えた結果、カラダも地球も嬉しい伝統的なオリーブ栽培を継承し、広めていきたいと考えています。
荒れ果てた耕作放棄地、でも
蘇らせることはできる
トスカーナ州はその美しさから「最高の田舎」と呼ばれておりアグリツーリズモが人気の場所です。
中世にはメディチ家から認められた最高品質のオリーブが育つ素晴らしい土地でもあります。
しかし、近年では病気になったまま手入れされず放置された樹や、草が伸びて荒れたオリーブ畑が目立ち、車で走るだけでも耕作放棄された農園が目に入るようになりました。
私たちの農園はフィレンツェ市街から車で通勤できる距離にありますが、農家をやめてしまったり、手がかかるオーガニック栽培を諦める農家がいるのが現実です。
美しいトスカーナの景色を守りたい。
自分に出来ることはなんだろう?
そう考えたときに「自分がオリーブ農家になる」という答えにいきついたところからOliOliveははじまりました。
愛情をかけて育てれば
こんなに荒れ果てた状態からでも
樹はちゃんと答えてくれます
コロナや物価高騰など、イタリアで農業をしながら日本で販売するには大変厳しい状況が続いています。
それでも、ふるさとの日本に美味しくて健康にもいい本場のオリーブオイルをお届けすることで、美しいトスカーナの風景や日本の田舎の風景を守る活動が続けられれば幸いです。